国土交通省は27日、JR九州が4月に申請した西九州新幹線(武雄温泉-長崎)の運賃と特急料金を認可した。

 国交省が認可した特急料金の上限は全区間で1760円。ただJR九州は近距離の利用を促すため、870~1760円に設定する。新幹線は9月23日に武雄温泉―長崎で開業。在来線特急を乗り継いで佐賀―長崎で乗車した場合、運賃と自由席料金の合計は4100円となる。

 JR九州の古宮洋二社長は、同日の記者会見で「新幹線の開業効果を最大限に高めることで、佐賀、長崎県をはじめ西九州、九州一帯が元気になるよう全力を尽くしたい」と語った。

 開業まで4カ月を切り、「残りの大きな課題はダイヤと、割引切符やネット切符の価格」とし、「ダイヤは6月中にはお知らせしたい」と3カ月前に発表する方針を改めて示した。割引切符などは「バスの値段などと比較しながら、どの値段が一番対抗できるかを検討したい」と、利用を促す価格設定を目指すとした。