フープを巧みに操り、難度の高い演技を披露した佐賀女子=佐賀市のSAGAサンライズパーク総合体育館(撮影・川南慎司)

 ノーミスで演技を終えた佐賀女子のメンバーは安どの表情見せた。新体操女子団体は佐賀女子が29・700点をマーク。チームリーダーの松本愛美は「今日の演技は今やれることはすべて出し切った。ミスなくやれた」と胸をなで下ろした。

 静かな曲調のスタートで妖艶な演技を披露し、テンポが徐々に上がると躍動感を見せた。松本は前方ブリッジをしながら足で3本のフープを飛ばし、後ろ向きでフープ3本を投げる。難度の高い「複数投げ」を演技に組み入れ、ノーミスで終えた。「落ち着いていた」。横川由美監督は選手をねぎらった。

 「1日は24時間。総体前だからって30時間にはならないよ」。県総体前の練習中、横川監督は選手たちにげきを飛ばした。「(手具を)落とさないだけを目指さない。音に合わせて」。高みを見据えるからこそ、厳しい言葉を掛けた。

 2年ぶりに開催された昨夏の全国総体は11位。松本は「昨年を上回るために練習方法を工夫して、日本一を目指したい」と力を込める。全国舞台で最高の笑顔を咲かせるために。さらに練度を高めていく。(小部亮介)