大雨対策などについて知事と県内20市町の首長が意見交換したGM21ミーティング=佐賀市のホテルマリターレ創世

 佐賀県の山口祥義知事と県内20市町の首長による会合「GM21ミーティング」が27日、佐賀市で開かれ、出水期に向けた大雨対策について意見交換した。市町から県が6月に導入する排水ポンプ車5台の運用方法について質問があり、山口知事は「5台では限界があるが、意見を出してもらいながら、いい形で活用していきたい」と述べた。

 県は6月に排水ポンプ車を県内5カ所の土木事務所に1台ずつ配備する。嬉野市の村上大祐市長はどういった場面での運用を想定しているか尋ねた。これまで県は排水ポンプ車を所有しておらず、国に出動を依頼していたが、北部九州一帯に被害が及んだ場合など迅速な対応が難しかった。

 山口知事は「5台では限界があり、不足すれば国に出動要請するが、県の裁量で動かせるようになったのは強みだ。市町に意見を出してもらいながら、いい形で活用していきたい」と答えた。

 市町からは昨年の大雨の経験から「排水ポンプ車が大きくて、必要な場所に入れなかった」との声が上がった。県は市町との訓練を通し、配置場所を確かめていくとした。(栗林賢)