子どもの読書活動に取り組んでいる(左から)山口有理江さん、最所香代子さん、山本こずえさん=みやき町立図書館

赤ちゃん絵本パックで貸し出している絵本や育児本=みやき町立図書館

 みやき町立図書館が「子どもの読書活動優秀実践図書館」の文部科学大臣表彰を初めて受けた。乳幼児向けの「赤ちゃん絵本パック」の貸し出しや、小中学校と連携した取り組みなど、本に親しむ事業を進めていることが評価された。

 同図書館は、0~3歳と保護者向けの赤ちゃん絵本パックの貸し出しを行っている。鮮やかな色を使った絵本をはじめ育児本など計5~10冊がセットになっていて貸し出し期間も1カ月と長く、子育てで忙しい家庭でも借りやすくしている。

 小中高生に向けた活動にも積極的に取り組み、スタンプラリーや「お薦めの本30選」の紹介、年齢別に取り上げた「SDGsコーナー」など多彩な企画を実施している。昨年からは地元企業からの寄付による「にくきゅう文庫」を館内に創設。高校生の要望に応えて漫画や大学入試関連書籍なども取りそろえている。

 同図書館職員の山本こずえさんは「これまで育んできた活動が認められ、うれしい。いつ来ても読みたい本がある図書館をこれからも目指していきたい」と話す。全国の優秀実践校や団体・個人など計220件が表彰され、4月に国立オリンピック記念青少年総合センター(東京)で表彰式が行われた。(井手一希)