水害対策の取りまとめなどについて発表する坂井英隆市長=佐賀市役所

 佐賀市の坂井英隆市長は26日の定例会見で、佐賀市内で2028年度まで7年間で取り組む水害対策を取りまとめたことを明らかにした。市だけではなく、国や県の事業も加え、事業の進み方が年度ごとに分かる一覧と地図を作成。ホームページで市民に周知し、事業の進ちょく状況も適宜伝えていく。

 市がまとめた排水対策基本計画には、主要な事業を記載していたが、水害対策は県や国が長期にわたって実施する事業も多く、「自分が住む地域の対策」を一覧で把握することは難しかった。全体像を分かりやすく伝えようと今回初めて取り組んだ。

 市内で計画している水害対策は「ハード対策」「ソフト対策」に分けて記載。ハード対策はさらに「雨水を流す」「雨水を溜める」「施設の新設、改良」「土砂災害を防ぐ」に分類した。機関別では国が9、県が30、市が47の対策を掲載している。

 昨年11月議会の所信表明で「実行可能な水害対策をまとめる」と述べていた坂井市長は、この日の会見で「国、県、市が一体となった取り組みで、一人一人の生命や財産を守ることにつなげていきたい」と話した。また、雨の季節を前に、ハザードマップの確認や非常持ち出し袋の準備などを市民に呼び掛けた。(川﨑久美子)

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