のぼり旗のリメークに取り組んだ高等部被服科の犬塚優璃さん(右)と浦津綾香さん=佐賀市の佐賀県立ろう学校

 2023年に佐賀県で開催予定だった国民スポーツ大会(国スポ)・全国障害者スポーツ大会(全障スポ)が翌24年に延期になったことを受け、県立ろう学校(佐賀市)の高等部の生徒たちが「SAGA2023」ののぼり旗のリメークに取り組んできた。マガジンラックやコースターなどの試作品が完成し、24日に同校でお披露目された。

 同市の実行委員会が大会開催に向けて既に製作していた「SAGA2023」のロゴが入ったのぼり旗を活用し、新しいグッズを生み出す「プロジェクト2023+」の一環。同校のほかに市内の佐賀女子高も関わった。リメーク品は、大会開催時にグッズとして活用される予定。

 ろう学校高等部の被服科と産工科の生徒が、マガジンラックやエコバッグ、コースターなどを試作。昨年2月ごろから取り組んでエコバッグやティッシュカバーなどを完成させた。

 リメーク品には、裂いた布を織る「裂き織り」の技法も取り入れた。被服科1年の犬塚優璃(ゆうり)さんは「結び目を裏にするなど、きれいに編めるようみんなで集中して頑張った。大会で全国の皆さんに見てもらえればうれしい」と話した。

 大会に関する出前授業などを行う「学校訪問2024」が同日、ろう学校であり、試作品の展示のほか、大会概要や種目などの説明や聴覚バレーボールの体験も行われた。(德川詩織)