事業承継などについて語ったパネル討論=佐賀市のガーデンテラス佐賀ホテル&マリトピア

 佐賀銀行(坂井秀明頭取)の異業種交流会が23日、佐賀南・佐賀北ブロックを皮切りに始まった。2022年度は若手経営者や後継者を対象に開催。初回は40人が参加し、講演やパネル討論を通して事業承継について理解を深めた。

 3回目の本年度は「地域の未来を担う次世代経営者の交流」がテーマ。ネットワークづくりを進め、情報共有や商品開発などにつなげる。

 竹下製菓(小城市)の竹下真由社長が事業承継について講演。3人目の出産の約1年後、34歳で社長就任したことに触れ「体力があったし、先代(現会長)との並走期間もあるので、いいタイミングだったのでは」と語った。

 その上で「100年以上続けてこられたのは、変えるべきことは変えるが、変えない部分の芯が通っていたからだと思う」と語り、「ブラックモンブラン」のブランドは守りつつ、パッケージのコラボで地域貢献するなどの取り組みを説明した。

 パネル討論には企業の後継者ら3人が登壇。世代交代に向け、企業理念や事業計画を明文化したり、工場のDX(デジタルトランスフォーメーション)化を進めている事例を紹介した。

 交流会は佐賀、福岡、長崎の取引先企業を対象に、6月9日までブロックごとに計8回開く。(古賀真理子)