葉がくれ書会会員の力作が並ぶ会場=佐賀市の佐賀県立美術館

展覧会を開く葉がくれ書会の会員=佐賀県立美術館

 佐賀県内の書家16人でつくる「葉がくれ書会」の展覧会が24日、佐賀市の県立美術館画廊で始まった。実力派の会員が、月に1度の研究会や全国公募展に出品した作品など43点を展示する。29日まで。

 かなや漢字などの作品に解説やコメント、顔写真を添えて並べた。格調高い調和体「告別」は、日展作家の志岐雲峰さん(神埼市)が手がける。伊万里高の書道教諭池田啓二さん(伊万里市)は「菜根譚(さいこんたん)」に造像記の書風を生かした。谷口紫鳳さん(佐賀市)と藤島松汀さん(同)は研究会の課題だった「昇龍」で、それぞれの個性を見せる。

 同会は1954年に発足し、毎月第3金曜に開く研究会は818回を数える。発足当初から参加し、今回は作品「誠実(實)」などを出展した米倉基峰さん(89)=佐賀市=は「熱心で真面目な作家による最高の作品が集まっている」と話した。(花木芙美)