先崎民憲さん「刻」(F150号)

山田婦紀子さん「響く静寂」(F100号)

塩月悠さん「ドリップ」(F120号)

緒方俊昭さん「カタストロフィ」(F150号)

末次広幸さん「門」(S100号)

中村良博さん「機械α」(F100号)

直塚龍治さん「夜と朝の境」(F100号)

平藪健さん「イチゴの大冒険1」(S100号)

簑浦裕さん「駅『回想1』」(F130号)

西岡修さん「共生」(F100号)

松澤礼子さん「旅の途上2021(急)」(F100号)

西村雅憲さん「行き場のないモノたち1」(F100号)

山口直哉さん「不安の中で´21」(F100号)

古川秀明さん「a」(F100号)

 県立美術館で開かれている第74回二紀展巡回佐賀展(二紀会・同佐賀支部主催、佐賀新聞社後援)は個性的で、創造性豊かな美の世界が魅力。県内からは巡回作品を含めて17人の作家が出品している。独自の世界観を存分に発揮する若手からベテランまで、県内作家の作品を紹介する。(福本真理)

 二紀会佐賀支部は45周年を迎える。研究会を開き、研さんを積むほか、毎年8月には支部展を開いている。今回並んでいる若手からベテランまでの作品も個性が際立つ。

 開幕に合わせて来佐した二紀会の吉岡正人理事は、佐賀支部の作家の特徴について「アマチュアというより、プロ志向の集まり。本格的な作品が多い」と印象を語る。

 塩月悠さんの「ドリップ」は、具象と抽象が混在。ゆらめくような人物像が浮かび上がる。山田婦紀子さんの「響く静寂」は、ベニヤ板に墨で描き出した水の流れが清涼感を醸し出す。先崎民憲さんの「刻」は、心の叫びをテーマに、五島をイメージした心象風景。

 同支部は「多様な見方、発想の自由を知ってほしい。大作からエネルギーを感じて」と来場を呼びかけている。

■「二紀展巡回佐賀展」?日まで。一般800円、高校・大学生500円。中学生以下、障害者とその介助者1人無料。土、日は午後2時からギャラリートーク