骨折した要救助者をボートで救出する訓練=佐賀市の嘉瀬川河川敷

県の防災ヘリ「かちどき」で救助をする訓練=佐賀市の嘉瀬川河川敷

 災害現場の救助活動に消防防災ヘリコプターや小型無人機(ドローン)を活用するための訓練が19日、佐賀市の嘉瀬川河川敷であった。佐賀県警や佐賀広域消防局、県防災航空隊、企業などから約40人が参加し、災害時の連携を確認した。

 局地的豪雨により嘉瀬川が越水して濁流が集落を襲ったという想定で実施。現場指揮所でドローンの上空からの映像も参考に指示を出し、救助現場ではチェーンソーなどを使って木に足が挟まった要救助者を救出した。流木が散乱してボートが近づけない現場は、ヘリコプターのワイヤでつり上げて救助した。

 ドローンを担当した島内エンジニア(佐賀市)の徳富泰信社長は「今後も訓練に積極的に参加し、技術が役に立てば」と話した。佐賀南署の北野一信署長は「災害時は現場の確認と迅速な連携が必要不可欠。早めの対策を徹底したい」と強調した。(樋口絢乃)