昨シーズンを振り返り「新シーズンはプレーオフ進出をという気持ちが強い」と語る岩本真典監督=神埼市のトヨタ紡織九州クレインアリーナ

 日本ハンドボールリーグのトヨタ紡織九州レッドトルネードが、7月に開幕する新シーズンに向け、練習を開始した。昨シーズンは、リーグ通算成績11勝1分け8敗で11チーム中5位。新シーズンは新たに4選手が加入し、プレーオフ進出(上位4位以内)を目指す。監督として2年目を迎える岩本真典監督に前季の振り返りやリーグ戦にかける思いを聞いた。(鶴澤弘樹)

―監督就任1年目を終えた。
 コーチ時代も含めた2年間で、戦術への選手の理解が進んだ。監督になって1年でチームが急に変わったわけではなく、その前の1年分の積み立てがあったことが大きい。

―5位という結果をどう捉えるか。
 満足はしていないが、7、6、5位と毎年一つずつ順位は上がっている。新シーズンは4位までに入ってプレーオフ進出をという気持ちが強い。

―攻撃面については。
 最後にシュートを打つのは1人だが、そこまでを全員でつくり上げていくことを目指している。サッカーと同じように、数的優位の状況を攻撃で生み出せれば得点につながる。

―守備面の課題は。
 体格や体幹の強さはまだ足りない。戦術もいろいろと考えるが、大型の選手に負けないように筋トレや走り込みで体力をつけないといけない。

―戦術面についての考えは。
 「考えて走るハンドボール」が目標。チームが得意とする速攻など多彩な攻撃で得点の上積みができれば、上位4チームにも勝てる。

―新戦力4人が増える。
 昨年は全選手18人でベンチ入りは16人。ほとんどの選手が試合に出られる状態だった。今年は22人となり、チーム内で競争が生まれている。その先にチーム力も付いてくる。

―2024年には国スポが控え、ハンドボールのプロリーグ化の話も挙がっている。
 国スポ優勝はミッションだと思っている。プロリーグは会社としては前向きに考えてくれている。その2つを目指しながら、目の前の試合を一つずつ勝っていくことが大事だ。