第2次世界大戦で破壊された古伊万里などを戦争遺産として展示する特別企画展「海を渡った古伊万里~ウィーン、ロースドルフ城の悲劇」(佐賀新聞社など後援)が28日、有田町の県立九州陶磁文化館で開幕する。修復された古伊万里をはじめ、中国やヨーロッパ磁器の陶片を集めており、波乱に満ちたロースドルフ城コレクションを披露する。

 2020年の東京・虎ノ門の大倉集古館からスタートした巡回展の最終会場。佐賀会場ではロースドルフ城の陶片に、九州陶磁文化館収蔵品も加えて、有田焼の交流史をたどる。

 7月18日まで。観覧料一般600円、大学生300円。高校生以下無料。障害者手帳、指定難病受給者証所持者と介助者1人は無料。月曜休館(7月18日は開館)。問い合わせは同館、電話0955(43)3681。(古賀史生)