開場式典後にボートを体験する坂井英隆佐賀市長(左)=佐賀市富士町のしゃくなげ湖水上競技場

ボートやカヌーを収める艇庫で開かれた開場式典で、あいさつする坂井英隆市長=佐賀市富士町の富士しゃくなげ湖水上競技場

テープカットを行う関係者ら=佐賀市富士町の富士しゃくなげ湖水上競技場

 佐賀市富士町に完成したボートやカヌーの競技施設「富士しゃくなげ湖水上競技場」の開場式典が21日、同所で開かれた。同市や佐賀県、地域の関係者や高校生ら約70人が出席し、2024年の国民スポーツ大会(国スポ)など同競技場で開かれる各種大会の成功や、円滑な運営を祈念した。

 佐賀市が嘉瀬川ダムの人工湖「富士しゃくなげ湖」に整備した。基本コースはボートが1千メートル8レーン、カヌーは500メートル9レーンで、可変式のコースのため両競技に対応できる。約120艇収容可能な格納庫など競技者向けの施設と、コースを一望できる展望広場なども設けた。

 格納庫内で開かれた式典では、坂井英隆市長が「さっそくカヌーが漕艇しているのを見てうれしい気持ちになった。多くの人に愛される施設になってほしい」とあいさつ。テープカットで完成を祝った。

 式典後、唐津東高ボート部の部員たちがボートやカヌーをこぐ姿を披露。3年生で部長の渡邉浩夢さんは「きれいでこぎやすい。さらに練習に力が入る」と顔をほころばせた。

 早稲田佐賀高生や県スポーツ協会職員らとボートに乗り込んだ坂井市長は「初めてだったが、船がホップするように進むスピード感と選手が連携して船を進めるパワフルさ、大自然の風景に圧倒された」と話していた。

 同競技場は28、29日の県高校総体で、正式な大会利用が始まる。(中島野愛、小島発樹)