三菱自動車の「eKクロスEV」

 日産自動車と三菱自動車は20日、共同開発した軽の電気自動車(EV)を今夏に発売すると発表した。政府の補助金を差し引いた実質購入価格を180万円前後に設定。他社も軽EVの開発を加速する中、先駆けて量販モデルを投入し、市場開拓を狙う。

 日産が発売する軽EV「サクラ」と三菱自の「eKクロスEV」は、1回の充電で最大180キロ走行できる。ガソリン車より短いが、軽は1日の走行距離が50キロ以下の場合が多く、大半の利用者が2日間充電せずに運転できるとしている。

 実質購入価格はサクラが178万円からで、eKクロスEVは184万円からとなる。EV開発で先行してきた両社が蓄積してきたノウハウを組み合わせ、部品の共同調達や電池の容量をあえて小さくしたことで価格を抑えた。