武雄温泉駅周辺のにぎわいづくりなどについて議論したワークショップ=佐賀市の佐賀大本庄キャンパス

 4月に連携協定を結んだ佐賀大芸術地域デザイン学部の学生と武雄市の職員が、武雄のまちづくりについて考えるワークショップが20日、佐賀市の同大本庄キャンパスで開かれた。9月の新幹線開業に向けた武雄温泉駅周辺のにぎわいづくりなどについて、アイデアを出し合った。

 3年生20人が受講する専門科目「地域創生フィールドワーク」に、武雄市から市民協働課、ハブ都市・新幹線課など4課の職員が参加。市の「文化のまちづくり構想」、高校生のまちづくり参画事業など五つのテーマを設定、市職員も交えてグループで議論した。

 駅周辺のにぎわいづくりを担当したグループは、毎週末に「伝統工芸」「姉妹都市のグルメ」などテーマの異なるマルシェを開くプランを提案した。文化のまちづくり構想の施策の一つ「まちじゅうアートプロジェクト」の具体策を話し合ったグループは、武雄市内を一つの美術館に見立てた作品展示を考えた。

 上村莉乃さん(20)は「市の職員さんが肉付けしてくれたおかげで、素朴だったアイデアが大きくなった」と話し、市民協働課の鳥越秀雄課長(50)は「学生ならではの新鮮な感覚で、実現につながる可能性のあるアイデアを出してくれた」と手応えを感じていた。

 科目は毎週開き、次回は学生が武雄市内を視察。視察や今回の議論も踏まえてテーマを絞り込み、プランをまとめる。(江島貴之)