「新幹線マン」に扮して新幹線を生かしたまちづくりを説明する宮永徹さん=武雄市の武雄高

 武雄市の「高校生のまちづくり参画事業」が19日、市内の武雄高で始まった。市職員が1年生234人を対象に、地域の課題を出前講座形式で説明。生徒たちはそれぞれ取り組むテーマを選び、9月末の報告会に向けてアイデアを考える。

 事業は2017年に始まり、6年目を迎えた。講座は「防災への取り組み」「新幹線を生かしたまちづくり」「文化のまちづくり」「スポーツコミッション」の四つのテーマを設け、生徒は興味のある二つを選んで職員から話を聞いた。

 新幹線をテーマにした講座は80人以上が参加した。ハブ都市・新幹線課の宮永徹さんが「新幹線マン」と称してユニークな格好で登場。拍手で迎えられ、西九州新幹線の9月23日の開業に向けて取り組んでいる各事業をスライドで解説した。

 また、生徒の進路を引き合いに「長崎の大学に通う場合、今は午前7時に武雄温泉駅を出発して8時半に長崎駅到着だが、新幹線を利用すれば30分で着くので、8時に乗っても十分間に合う」と、新幹線開業による時間短縮効果を説明した。

 今後、生徒たちは取り組みたい事業を決め、2回のトークセッションを通じて7月20日にプランを作成。7月から9月にかけてプランを実践し、9月30日の市役所での報告会で成果を発表する。(澤登滋)