4月29日、海上自衛隊掃海艇いずしまが撮影した、北海道・知床半島沖で沈没した観光船「KAZU ☆(ローマ数字1)(カズワン)」(第1管区海上保安本部提供)

 北海道・知床沖の観光船「KAZU 1(カズワン)」が沈没した事故を巡り、国土交通省は20日、船体を23日にも引き揚げる予定だと明らかにした。斉藤鉄夫国土交通相は20日の対策本部会議で「民間業者と引き揚げを開始してもらいたい」と指示。「飽和潜水」による船体調査の結果、引き揚げ可能と判断できる状況だったとしている。飽和潜水での捜索や調査に当たった専門業者「日本サルヴェージ」に作業を委託し、21日に着手する。

 これまでに、海上保安庁が日本サルヴェージと8億7700万円で契約し、飽和潜水による船内捜索と引き揚げに向けた船体調査を依頼した。