インターネットを安全に使うための学習のことを「情報(じょうほう)モラル学習」とか「ネットリテラシー学習」などと呼(よ)びます。このコラムを読むことも「情報モラル学習」の一つと言えるでしょう。今日は、そんな情報モラルの学習教材についての話題です。

 佐賀県(さがけん)教育委員会学校教育課人権(じんけん)・同和教育室が毎年作成している「人権・同和教育実践(じっせん)事例集」の2022年版(ばん)CD‐ROMが県内の学校に配布(はいふ)されています。今回の教材テーマが「ネットリテラシー教材」となっていて、小学1年生から高校3年生まで、それぞれの学年に応(おう)じた「ネットトラブルから身を守るための学習教材」が収(おさ)められています。

 どの教材も良く考えられた教材なのですが、特に今日紹介(しょうかい)したいのが「(1)インターネットのしくみをしろう」です。これは低学年向けの教材となっていますが、使い方によっては上の学年でも使える素晴(すば)らしい教材だと思います。そしてなんと、この教材にはScratch版があって、プログラムを作ったのが県内の小学5年生の子(当時)なのです。Scratchはプログラミング学習に使われる教材として、とても有名なので触(さわ)ったことのある人も多いと思います。プログラム自体はとても簡単(かんたん)なものですが、小学生が作ったプログラムが学習教材になって県内全ての学校に配布されるというのがすごいことだと思いませんか?

 おとなと子どもが協力して情報モラル学習を進めていく様子が実感できて、とても嬉(うれ)しかったので、今回紹介させてもらいました。

(ITサポートさが 陣内誠)