佐賀県警は19日、相談受理に当たる警察官を対象に今年3月に実施したアンケートで、相談を受ける意識が「かなり変化した」「少し変化した」とする回答が計67%だったと発表した。広報県民課は「より丁寧な対応を意識するようになってきている」との認識を示した。

 福岡県太宰府市で2019年10月に高畑瑠美さん=当時(36)=が暴行されて死亡した事件を受け、県警は相談受理に関して、運用の見直しを行った。昨年4月から取扱票の様式を改定している。

 県警は、各署や駐在所などを含め、相談を受理する100人を対象にアンケートを実施。相談対応への意識を尋ねる回答で「かなり変化した」は16%、「少し変化した」は51%だった。相談後に、再訪に向けた連絡を求めるかどうかなどを確認し、正確な聞き取りに努めているという。

 丁寧な対応へ変化したと「かなり思う」「少し思う」とする回答も計64%だった。広報県民課の相談統括官は「多くの職員に、丁寧な対応へと変化した状況がうかがえる」とした上で、「今後も的確な対応を継続したい」などと述べた。

 2021年度、県警は各署などで1万1467件(前年比608件減)の相談を取り扱った。月平均は約950件で、インターネットに関連するサイバー事案の相談が、前年比17%増加した。(中島幸毅)