大屋さん宅で見つかった斎藤実内閣の寄せ書き

 伊万里市東山代町長浜の大屋さん(64)の自宅から、古い寄せ書きが見つかった。縦120センチ、横60センチほどの和紙に高橋是清や鳩山一郎ら歴史に名を残した政治家が揮毫(きごう)している。「お宝では」と胸が躍った。

 大屋さん宅は大正から昭和20年代まで料理屋をしていて、母から「偉い人も泊まった」と聞いていた。「高橋是清は唐津と縁があったので、ここに来る機会があったのだろうか」と想像を巡らせたが、調べてみると、同じ物がインターネットオークションに出品されていた。筆を執ったのは斎藤実内閣(昭和7~9年)の閣僚たちで、当時出回った物とみられる。

 寄せ書きは幾重にも畳んで本に挟まれていた。「状態は良くはないが処分するのはもったいない。興味がある人は連絡をください」と大屋さん。電話090(9478)3987。(青木宏文)