技巧を凝らした作品が並ぶ武雄陶芸協会展=鹿島市の祐徳博物館

 武雄陶芸協会(江口勝美会長)の作品展が、鹿島市の祐徳博物館で開かれている。武雄・嬉野の作家6人が、技巧を凝らした花瓶や皿など20点が並び、武雄焼の多彩な魅力を伝えている。

 江口会長(小山路窯)は、和紙染めの技法を用いた「陶筥(とうはこ)」などを展示した。焼成の際の収縮を計算しながら、磁器をノミで削って上下を隙なく合わせた。

 成松亨さん(桃泉窯)は、スイレンや水しぶきなどを大胆な構図で描いた大皿などを出品。十五代中里茂右ヱ門さん(茂右ヱ門窯)は、透かし彫りの技法で精緻な細工を施した香炉を展示している。

 作品展は6月21日まで。入場料は大人300円、大学・高校生200円、小中学生100円。(山口源貴)