多世代食堂に訪れた家族=基山町の多世代交流センター憩の家

カレーを食べる親子=基山町の多世代交流センター憩の家

 地域の子どもからお年寄りまで楽しく食卓を囲む「多世代食堂」が、基山町多世代交流センター憩の家でスタートした。町社会福祉協議会が企画し、コロナ禍で住民の触れ合いの機会が減る中、新たな交流拠点を通じてコミュニティーの維持につなげる。

 子どもの居場所づくりや住民同士の交流促進を目指し、月1回(第1土曜)開く。地元の農家が提供した野菜や果物を中心に、ボランティアらが料理を作って無料で提供する。

 初回の14日は、近隣から訪れた親子や友人同士など約100人が参加した。新型コロナウイルスの感染対策として30人ずつに分かれ、カレーやサラダなどが振る舞われた。食事後は、身近な話題で参加者の会話が弾んでいた。

 家族5人で参加した同町の木原裕幸さん(72)は「みんなの顔を見ながら食べるのは楽しく、元気をもらえる」と話し、孫の瑠莉香(るりか)ちゃん(5)は「ずっと楽しみにしていた。すごくおいしい」と満足そうに平らげた。

 参加は事前の申し込みが必要。食材の提供や調理ボランティアの協力も呼びかけている。問い合わせは多世代交流センター憩の家、電話0942(92)8295。(井手一希)