佐賀県内の新型コロナウイルスの感染状況などについて所感を述べる山口祥義知事=佐賀県庁

 政府が新型コロナウイルス感染防止のために推奨していた2歳以上の未就学児のマスク着用を見直す検討について山口祥義知事は19日、「保育園や幼稚園で着用を推奨するのはやめてほしいというのが一貫した考え方」と歓迎する考えを示した。

 山口知事は会見で所感を問われ、「現場を見れば、子育て上、(マスク着用によって)失われるものが大きい。園児にマスクをするのはいかがなものかと、知事会でも話した。基本的に子どもはできる限り緩和すべき」と見解を述べた。

 社会全体でのマスク着用の緩和に関しては、「屋内はもうしばらくリスク回避すべき」と話し、「国は屋外ではマスクを外して良い状況になった時に、分かりやすく示してほしい」と述べ、距離感を示しての段階的緩和ではなく、一律の緩和が適当だと主張した。

 県内の感染状況では、14日から18日まで5日連続で感染者数が前週同曜日比を下回っていることから「緩やかな減少傾向にある」(山口知事)と説明した。政府が外国人観光客受け入れ再開にむけた実証実験を始めることには、「今のオミクロン対応であれば、しっかり各国の状況を踏まえた上で門戸を開いていきたい」と検討を進める考えを示した。(大橋諒)