「車で行ける場所は飛んで撮りに行くよ」と話す大石慶志朗さん=唐津市の佐志公民館

色鮮やかな風景、小さな息吹に光をあてた作品など魅力的な作品群が並ぶ=唐津市の佐志公民館

色鮮やかな風景、小さな息吹に光をあてた作品など魅力的な作品群が並ぶ=唐津市の佐志公民館

 県展で受賞を重ねる唐津市浦の写真愛好家・大石慶志朗さん(75)の個展が18日、同市の佐志公民館で始まった。神秘的な自然などを活写した作品群が並ぶ。22日まで。

 同公民館から勧められて「地元の皆さんに楽しんでもらえたら」と初めて開いた。写真は趣味の山登りで風景を撮影してきたのをきっかけに始めた。2000年、県展に初出品して入選し、愛好家グループ「からつ写友会」で本格的に活動してきた。

 赤い実をついばむ野鳥、橋の曲線が際立つ「角島マラソン」など37点が会場に並ぶ。市内の旧枝去木分校の「思い出風景」は、二宮金次郎の石像と桜の木によじ登る子どもが印象的で、ノスタルジーを込めて構図を考えたという。

 「明鏡止水」は、空気が澄んだ早朝の縫ノ池(白石町)を撮るために4度も通い、「まずタイトルが浮かび、どうしても雲を入れない雰囲気を出したかった」と振り返る大石さん。「きれいなだけでは作品にならないが、まずはきれいだと感じた風景を撮っている」と話す。(横田千晶)