2021年度に佐賀県内の保健福祉事務所に収容された犬の殺処分数は23匹、猫は112匹で、ここ7年で最も少なかった。動物愛護法の改正で引き取り数が減っていることなどが減少につながっている。新型コロナウイルス感染拡大の影響で譲渡センターの来館者数が減少し、譲渡数も大きく減少した。

 県生活衛生課のまとめによると、21年度に捕獲や引き取りで収容された犬は前年度比40匹減の190匹。4年連続で減少した。うち自然死を含めた殺処分数は前年度比7匹減の23匹、譲渡は16匹減の69匹。返還は11匹減の103匹だった。殺処分数は2年連続減、譲渡は4年連続減、返還は2年ぶりに減少した。