出土した黒曜石を触る児童=佐賀市の鍋島小

出土したシカの角を示して縄文人の生活を説明する市職員=佐賀市の鍋島小

縄文人が編んだかごのレプリカを示しながら説明する職員=佐賀市の鍋島小

土器のかけらを触る児童=佐賀市の鍋島小

 国内最古級の湿地性貝塚で知られる佐賀市の国史跡「東名(ひがしみょう)遺跡」について理解を深める出前講座が13日、市内の鍋島小であった。6年生約30人が出土した動物の骨や土器、貝殻を実際に触って縄文時代に思いをはせた。

 8千年前の縄文時代早期の東名遺跡は、覆っていた泥が遺物を良好な状態に保ち、編みかごといった木製品が大量に出土して動物の骨なども多く残っていた。

 出前授業では、遺跡の発掘に携わった市文化財課の担当者が、出土品などの写真を示しながら縄文人の生活の様子を説明した。児童たちは遺跡で見つかった骨や土器のかけら、武器に使われたとみられる石を触りながら想像を膨らませた。

 6年の田中理子(りこ)さんは「いろんな動物の骨を使って狩りをしながら暮らしていたことが分かった」と話した。三角咲良(さら)さんは「黒曜石を触るとツルツルしていて、びっくりした」と感想を語った。(中島野愛)