佐賀県嬉野市は16日、市内の医療機関で冷蔵保管期限を最大17日間超過した新型コロナウイルスワクチンを誤って36人に接種したと発表した。現時点で健康被害の報告はないという。

 市によると、ワクチンはファイザー社製で、3回目の接種で使用した。4月1日、15日、25日、5月2日の4日間に、合計で成人36人に対し、期限を数時間から17日間超過したワクチンを接種していた。5月6日に医療機関の職員が期限切れに気づき、対象者に対して謝罪と健康観察を行った。

 これを受け、市は市内の医療機関にワクチン保管の聞き取り調査と、注意喚起を実施した。市健康づくり課は「期限の確認が不十分だった。今後、ワクチンの適正管理を徹底し、再発防止に努める」としている。(山口源貴)