日本語学校の様子

 農業主体になっているアフリカの経済発展を考えるうえで、海外からの企業進出や技術移転はとても重要なファクターです。経済特区など進出しやすい環境づくりが政府の仕事になっています。日本の多くの企業が抱えている人手不足の問題も、アフリカではどこ吹く風です。

 エンジニアら日本の企業で長く働いてきた人たちはアフリカでは引く手あまただと思いますが、現地でなぜか見かけません。ここ西アフリカでは、商売で圧倒的にフランス人とレバノン人が幅を利かせています。また政府案件の仕事だと聞いていますが、多くの中国人もいます。

 そこで、私は日本で定年後にアフリカの国づくりに参画してもらえないかと思うのです。日本人はお人好しで教えたがり屋さんが多いので、エンジニアリング、金融、保険、医療などさまざまな分野でアフリカの若者たちを育てる仕事もやりがいにつながるはずです。

 週末を使ってパリに旅行したり、南アフリカのサファリを訪れたりすることもできます。日本にいながらタイやシンガポールに出かけるような感覚です。アフリカのマーケットは確かに大きく、さらに拡大していきます。日本の企業が普通に進出するとなると、やはりハードルは高いでしょう。現地の人を育てながら海外企業の誘致を促進した方が近道のように感じます。

 日本がやるべきアフリカ協力は人材育成、教育にあるのではないかと強く思います。どんな職種であっても喜ばれるでしょうし、人生の“後半戦”をそこに注力してもらえる人はたくさんいるはずです。リタイアジャパニーズの受け皿になるプラットホームづくりができれば、日本とアフリカの関係はさらに良くなるでしょう。

 そいぎんたあ。