佐賀県の2019年度の1人当たり県民所得は前年度比0・3%減の286万1千円で、7年ぶりに減少に転じた。企業所得が落ち込んだものの賃金など雇用者報酬が伸び、県民所得に占める雇用者報酬の割合(労働分配率)は同1・7ポイント増の62・0%で、3年ぶりに増加した。

 県が県民経済計算として推計し、4月下旬に公表した。1人当たり国民所得が前年度比0・03%減の318万1千円で、県民所得はこれを32万円下回り、国を100とした所得水準は89・9と、前年度から0・3ポイント下降した。