佐賀市は16日、プレミアム付き地域振興券「がばいサカえーる地域振興券」の紙券の当落通知が引き換え開始までに申込者約1万5600人に届かず、引き換え期限を6月6日まで3日間延長すると発表した。

 プレミアム付き地域振興券は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けた地域経済の回復、立て直しを図るために発行。30%のプレミアムが付いた「飲食券」と20%のプレミアムが付いた「共通券」があり、1人あたり各券3口まで購入できる。「紙券」とアプリを利用する「電子券」の2種類で、事前申し込みによる予約販売をしていた。

 電子券の「共通券」以外は発行数を超過する申し込みがあったため抽選を行い、電子券分は今月12日にアプリで当落を通知。紙券分は引き換え開始の13日に間に合うよう発送の準備を整えていたが確認不足などで土日を挟んだ配送となり、多くの申込者には16日に通知が届いたという。

 紙券の引き換え開始の13日に引換所に1人も現れなかったことを不審に思った関係者が配送状況を確認したところ、当落通知が届いていないことが分かった。

 これを受けて市は、13日から6月3日までだった紙券の引き換え期間を6月6日まで延長した。電子券はコンビニなどでアプリに現金をチャージして使用する形になっており、購入期限は6月3日のままとする。利用期限は8月31日までで延長しない。

 市の担当者は「応募者、関係者に多大なる迷惑をお掛けした。引き換え期間の延長にご理解とご協力をいただきたい」と話した。(中島野愛)