息の合った演奏を披露するメンバー=佐賀市文化会館

息の合った演奏を披露するメンバー=佐賀市文化会館

 佐賀市の大和太鼓保存会(野方嘉孝会長)の結成35周年記念公演が15日、同市文化会館であった。子どもから大人までのメンバーが、息の合ったばちさばきを披露した。

 同会は1989年に結成し、郷土芸能の継承や青少年育成に取り組んでいる。野方会長は2016年に石川県で開かれた日本太鼓シニアコンクールで優勝するなど国内外で活躍するトップレベルの奏者で、子どもたちに和太鼓を通じて礼儀作法などを伝えている。同会の「鼓天童子」は、高校生以下が技術を競う日本太鼓ジュニアコンクール佐賀県大会の4連覇の実績もある。

 公演ではコロナ禍からの復活を願った「凌雲」や嘉瀬川をモチーフにした「宝川」など、熱のこもった演奏を披露した。野方会長は「己を律して人のために打つ、心に角があってはいけない。これからも和太鼓を通して人の道を伝えていきたい」と話す。(福本真理)