原田崇部長(左)からポストカードを受け取る寺井啓一社長=佐賀市の佐賀県警本部

ニセ電話詐欺の被害防止を呼びかけるポストカード

 佐賀県警は、佐賀県ヤクルト販売株式会社(寺井啓一社長)にニセ電話詐欺の被害防止を呼びかけるポストカード約5000枚を贈った。商品の配達などに合わせて高齢者への配布に協力する。

 ポストカードは固定電話のそばに配置するのを想定して「ちょっと待って!」と明記し、介護保険の払い戻しやATMなど詐欺につながるキーワードを挙げている。県警と同社は「安全・安心に関する覚書」を結んでいる。

 贈呈式が12日、佐賀市の県警本部で開かれた。原田崇生活安全部長からカードを受け取った寺井社長は「1人暮らしのお年寄り宅の訪問では健康の調子などを聞いて交流を図っている。ニセ電話詐欺も注意喚起したい」と述べた。

 県内のニセ電話詐欺の被害件数は昨年は33件で、被害総額は4年ぶりに1億円を超えた。今年は4月末で11件となっている。(樋口絢乃)