坂井英隆佐賀市長(左)らと意見交換した中川康洋環境政務官(右)=佐賀市役所

 中川康洋環境政務官が14日、佐賀県を訪れ、環境政策をテーマに佐賀市の坂井英隆市長らと意見交換した。中川氏は脱炭素に向けた市などの取り組みを評価し、2050年のカーボンニュートラル(排出実質ゼロ)達成に向けて「横展開を図りたい」と述べた。

 環境省は地域の脱炭素の取り組みを進めようと、山口壯大臣と両副大臣、両政務官の5人が1月から全国各地を訪れている。市役所であった意見交換会には坂井市長や民間団体の代表者ら計7人、環境省からは中川氏ら3人が出席した。

 坂井市長は、民間企業やJAと連携して市清掃工場で生じる二酸化炭素と廃熱を藻類の培養や野菜の栽培に活用していることなどを紹介し、「今後も各界との連携を図り、ゼロカーボンシティーの実現に向けて進んでいきたい」と語った。佐賀未来創造基金や県なども取り組みを報告した。

 中川氏は「地域の脱炭素の取り組みとして非常にポテンシャルが高い。好事例として全国に横展開を図っていきたい」と話した。東よか干潟や市清掃工場も視察した。(円田浩二)