(右から)玉野和紀氏、すっちー、島田珠代、川畑泰史、渋谷凪咲、上西怜、川上千壽、小嶋花梨=ミュージカル『ぐれいてすと な 笑まん』囲み取材

 吉本新喜劇とNMB48がタッグを組んだミュージカル『ぐれいてすと な 笑まん』が、大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WW ホールで初日を迎えた。

【舞台写真】ガチな歌とダンスで魅了『ぐれいてすと な 笑まん』ゲネプロ

 これまで数々のコラボレーションを行ってきた吉本新喜劇とNMB48が、こんどは“本気のミュージカル”で共演。座長・川畑泰史が両者の魅力をたっぷり盛り込んで書き上げた脚本を、ブロードウェイミュージカルの演出も手がける玉野和紀が上演台本化。さらに演出・振り付けも担当し、誰も見たことのない本格爆笑エンターテインメントが誕生した。

 この日は公演前のゲネプロをマスコミに公開。終了後には、川畑ら出演者による囲み会見が行われた。

 新喜劇から川畑、すっちー、島田珠代、NMB48から渋谷凪咲、上西怜、川上千尋、小嶋花梨、そして演出・振り付けの玉野が登壇。川畑は「いつもの新喜劇やったら“これでいけるやろう”みたいな感じで、みんなゴハン食べに行ったりする時間なんですけど、今回はこれが果たして受け入れてもらえるものなのか、ようわからん状態で…。あとはやるだけやなという気持ちです」と話し、本番直前の緊張をのぞかせます。

 渋谷は、前日の通し稽古を客席から見る機会があったそうで「めっちゃおもしろいです! ミュージカルと新喜劇とNMBがキレイに混ざり合ってる、新しい舞台だなっていうのをすごく感じた」と自画自賛。すっちーもこれに完全同意で、「すごくいい感じで混ざってるよね。大阪名物ミックスジュースみたいな感じ」と太鼓判を押した。

 歌・ダンス・演技など、苦手な部分はお互いに助け合ってきたとのことで、すっちーは「僕は笑顔がなかなか出なくて、ダンスの時はホンマひどい顔してるんですが、渋谷ちゃんの笑顔もそうですし、今日は上西怜ちゃんがすごい笑顔でこっち見て踊ってくれてて。出てる側なのに癒されます」と頬を緩めていた。

 ダンスに悪戦苦闘したというのは珠代。「できないステップはずっとできない。何回やってもできなくて、泣きそうになった」と振り返ります。そんな時に助けてくれたのが、2人で踊るシーンがある塩月希依音で、「笑顔で“珠代さん、こうこうこうです”って言って教えてくれた。でも、半月ぐらいは笑ってくれてたんですけど、それ以降は真顔でした(笑)」。また、今年75歳になるベテラン・末成映薫のがんばりにも触れ、「新喜劇の合間の休憩時間にも、ひとりで稽古場に行っていた。1日で最長12時間ぐらいやっていたこともある」と明かした。

 舞台は5月22日までの大阪公演を経て26日から東京・明治座での公演がスタートする(29日まで)。