人手不足が深刻な農業の現場で、障害がある人たちに働いてもらう「農福連携」。佐賀市などで進められており、佐賀県が全県に広げる計画だ。農家と障害者相互にメリットのある仕組みだが、効果的に展開していくには、双方の事情に精通した中間支援者が不可欠のようだ。

 「最初はきちんと作業をやってもらえるか不安だった」。佐賀市富士町の農家嘉村政道さん(43)は、トマトの出荷調製作業を障害者施設に依頼した2020年を振り返った。