こすもす館での文化協会の作品展に出品した重松ユミ子さん

 みやき町在住の重松ユミ子さん(81)は「向上心を持ち、努力すればできるようになる。昨日より、明日の自分に変化が出てくる。一度限りの人生を全うしたい」と日本舞踊や絵手紙、書道に取り組みながら充実した“自分時間”を楽しんでいます。

 吉野ヶ里町で開催されていた絵手紙教室に通ううち、講師の篆刻(てんこく)家・副島瑞泉さんの才能に引かれ、「字が上手になりたい」と70歳で書の道を志し、10年足らずで準師範になりました。

 毎年開催される「石泉会展」で、昨年は「トンパ文字を知ってもらい、広めよう」と企画。線の引き方から練習を始めました。

 生きた象形文字・トンパ文字は、中国のチベット東部や雲南省北部に住む少数民族のナシ族に伝わる象形文字です。文字の一つ一つに言葉と意味があり、ナシ族の文化とともに文字の持つ奥深さに出合いました。

(地域リポーター・橋本美雪=みやき町)