筑後川昇開橋に掲げられたえつのぼり=佐賀市諸富町・福岡県大川市

筑後川昇開橋に掲げられたえつのぼり=佐賀市諸富町・福岡県大川市

掲揚式の神事。右上はえつのぼり=佐賀市諸富町の筑後川昇開橋付近

 有明海にだけ生息するエツに見立てたのぼり「えつのぼり」が10日、佐賀市諸富町と福岡県大川市にまたがる筑後川昇開橋にお披露目された。エツ漁の解禁期間に合わせて7月20日まで掲げ、「幻の魚」の浸透を図る。

 エツ料理を提供する飲食店などでつくる「佐賀市もろどみin食の会」(津田良雄会長、11店)が企画していて、今年で3回目。えつのぼりは3匹で、大きいのは全長5メートルある。

 掲揚式が昇開橋周辺で行われ、関係者ら20人がエツの豊漁を祈願した。津田会長は「5月の始めは取れるエツが少なくて心配したが、ここ2~3日は順調で、この調子だと量は心配ない。コロナ禍前の集客を目指したい」と話した。

 エツは有明海に生息するカワクチイワシ科の魚。春には産卵のため筑後川を遡上する。掲揚は雨天時と月曜(祝日の場合は翌日)は除く。(中島野愛)