世相を反映した桃太郎 1万円札にもなった福沢(ふくざわ)諭吉(ゆきち)が「桃太郎(ももたろう)は盗人(ぬすっと)だ」と非難(ひなん)したことを知った著者(ちょしゃ)は、桃太郎が正義(せいぎ)の味方であることを証明(しょうめい)するために200冊(さつ)以上の本を読みます。