サツキの盆栽を手にする夏秋司さん

 佐賀市本庄町の夏秋司さん(82)は、56年にわたってサツキの盆栽を続けている。自宅の50坪に1000鉢ほど育て、100以上の品種がある。2時間ほどかけて一鉢一鉢水やりをしており、妻も手伝っている。幹がいくつも分かれていたり、軽石に植え付けたりするなどバリエーションも多い。

 1年間の管理カレンダーを作っていて、今は植え付けの時期。庭は緑で青々している。10日ごろから満開になって5月中は見頃が続き、「色とりどりのサツキの花が開くのを楽しみにしている」と語る。

 枝に針金を巻いて思い通りの枝振りに仕上げ、一つの枝に白や赤の花が混じって咲くことに最も魅せられている。「さつきを思いやり、経験を生かして育てています。一日中没頭しています」と笑みを見せる。

(地域リポーター・上原和恵=佐賀市)