十四代中里太郎右衛門さん(65)による新作展が29日、唐津市呉服町の一番館で始まった。黄色や緑、青の釉薬を掛けた新作「唐津三彩」のシリーズのほか、叩き青唐津壷(つぼ)や黒茶わんなど約40点が並ぶ。8日まで。 4年前、福岡県の宗像大社の国宝「奈良三彩小壺」の復元をきっかけに、新作の三彩が生まれた。