不整脈の一つの心房細動につながる心臓の悪化が、通説と異なり心房全体に生じていることを、佐賀大医学部の山口尊則(たかのり)教授(44)が突き止め、不可能とされてきた心房の筋肉をごく少量採取して検査する手法を開発した。