第96回夏の甲子園1回戦・佐賀北―利府(宮城) ベンチから選手に指示を出す佐賀北・百﨑敏克監督=甲子園(2014年8月13日)

 2007年の夏の甲子園で監督として佐賀北を日本一に導いた百﨑敏克元監督(65)が、本年度限りで同校を退職する。佐賀市のホテルニューオータニ佐賀で28日、慰労会が行われ、百﨑氏は「42年間の指導人生は長くもあり、あっという間でもあった。今後も高校球児の指導には協力したい」と話した。

 百﨑氏は04年に母校・佐賀北の監督に就任。07年に佐賀県勢として13年ぶりの夏の全国制覇を達成した。17年に定年を迎えて再任用になると、監督を退いて副部長として指導に尽力してきた。

 慰労会には同校OB約15人が参加した。百﨑氏は甲子園で優勝した当時を振り返り「一試合ごとに子どもたちの成長を感じた。監督として引っ張るだけでなく、一人一人の良さを引き出すことで一生懸命だった」と感慨深げに語った。(井手一希)