弘法大師空海が京都市の東寺に造立し、約500年前に焼失した大日如来像を現代に復活させるプロジェクトが進んでいる。佐賀市出身の彫刻家白谷琢磨さん(27)=千葉県在住=が、制作チームの一員として彫像している。構想から10年近く経過し、年内の完成が見えてきた。「千年後に残るものを」。