白石町議会の一般質問は14~16日に開かれ、議員10人が小学校再編などについて質問した。(小野靖久)

 【小学校再編】

 町学校統合再編審議会が2020年に答申した町内8小学校を2校にする再編案について、再編計画策定や住民説明会開催など今後のスケジュールが問われた。

 出雲誠学校教育課長は、28年の児童数予測が審議時点では861人だったが、2年を経て777人になったことなどを挙げ、「少子化や人口減少が予想以上に進んでいる。環境変化を踏まえて検討を重ねており、まだスケジュールを示せる段階ではない」とし、田島健一町長は「答申を尊重しながら、社会状況を見据えて対応したい」と答えた。

 【保健事業】

 20年度の健診受診率について江島利高住民課長は「国民健康保険の特定健診は35・5%。後期高齢者健診は31・39%で県平均の23・98%を上回っている」と説明。町民1人当たりの医療費は44万810円で県内20市町中15番目、後期高齢者は99万9249円で18番目と示した。

 矢川靖章保健福祉課長は、健診履歴や受診結果などを元にAI(人工知能)を活用した健診勧奨活動や、特定保健指導のスタッフの増員などを進める考えを示した。

 【米価下落とノリ不作への支援】

 米価の下落に伴う農家への支援について木須英喜農業振興課長は「国の支援制度の有効活用を呼び掛け、国の制度設計で補塡(ほてん)できない状況になった場合は町独自の支援策を検討する必要がある」とし、田島健一町長は「生産意欲が衰退しないよう22年産についての支援を検討したい」と答えた。

 ノリ不作への支援は、中村政文農村整備課長が、補正予算で緊急対策事業費670万円を組んだことやカモ対策の補助金を増額することを説明した。