【評】鳥栖は開始早々に思わぬ失点。ゴール前に人数をかける攻撃で同点に追い付いたが、追加点までは奪えず、1-1で引き分けた。
前半2分、相手CKからオウンゴールで先制を許す苦しい立ち上がりとなった。だが、GK朴がビルドアップに参加しながら、細かいパス回しでチャンスを作った。30分、DF飯野が送ったクロスのこぼれ球にMF福田が反応し、落ち着いてゴールに蹴り込んだ。その後は鳥栖がボールを保持し、名古屋がカウンターを狙う展開となったが、スコアは動かなかった。
後半の入りは鳥栖が前線からのプレッシャーをベースに進めた。2分にはMF島川が負傷し、途中交代を余儀なくされた。互いに攻守の入れ替えが激しい中、福田やMF小泉がしっかりと中盤で相手のカウンターを防いで攻撃へと転じた。ロスタイムは5分。最後にペナルティーエリア左手前でのFKを得たが、MF小野のキックはゴールラインを割った。