プロバスケットボールの盛り上げに向け、佐賀県が「県プロバスケットボール振興協議会(仮称)」を3月中にも立ち上げる。県や市町、競技団体、経済団体が参画し、県内のプロチームを活用した地域づくりを推進し、新たなファンの獲得や競技の裾野の拡大につなげる。

 3日の県議会一般質問で木原奉文議員(自民)の質問に対し、方針を示した。

 佐賀市に拠点を置く男子プロバスケットボールチームでB2リーグの「佐賀バルーナーズ」と、唐津市が拠点の3人制男子プロバスケットボールチーム「カラツレオブラックス」、女子の「レオナイナーズ」を支援する。

 協議会の事業として選手やコーチが小中学校を巡り、バスケットボール教室などで交流するほか、地域のクラブに所属する小学生を観戦に招待する。情報発信も担う。県は協議会の運営に関する経費1700万円に加え、県が冠スポンサーになる費用1243万円を2022年度一般会計当初予算案に盛り込んでいる。

 バスケットボールの国内プロリーグは2026年にライセンスが厳格化され、B1は平均入場者数4千人、売上高12億円、5千席以上のアリーナ確保など基準が引き上げられる。B1参入を目指す佐賀バルーナーズにとっては高いハードルだが、スポーツ課は「だからこそ全県を挙げて取り組む必要があり、そのための協議会」と説明する。

 山口祥義知事は答弁で「23年にオープンするSAGAアリーナをホームとする佐賀バルーナーズが飛躍し、県民に愛される存在として育っていくため、県としても応援していく」と強調した。(大橋諒)