鳥栖市や伊万里市、嬉野市など佐賀県内5市町が2022年度一般会計当初予算案を発表した。感染収束が見通せない新型コロナウイルスへの対応や、頻発する自然災害対策に重点を置く編成が目立ち、鳥栖市や伊万里市、三養基郡基山町では予算総額が過去最大規模になった。
鳥栖市の一般会計当初予算案は、前年度当初比18・7%増の総額327億619万4千円で、市庁舎建設など大型事業の進ちょくに伴い過去最高額を更新した。新型コロナ対応、災害対応などを柱に、市民の安全安心を守る予算組みに力を入れた。3月1日開会予定の定例議会に提案する。