農林中央金庫(農林中金)は18日、JAバンクの基幹システムで障害が発生し、同日の振り込み約800件が処理できなかったと発表した。原因を調べている。岩手や茨城など計10県の農協などで影響があった。週明け21日に処理を済ませる予定にしている。

 当初は引き落としにも影響が出たと発表していたが、18日中に処理を終えた。現金自動預払機(ATM)の稼働に影響はなかった。

 この基幹システムは全国計700以上の農協や信用農業協同組合連合会(信連)が利用している。2系統あるうちの一方で障害が起きた。

 JAバンク佐賀によると、佐賀県内でも口座引き落としなどの受け付け処理に遅延が生じたが、午後6時前に解消した。貯金の出し入れ、ATMなどは通常通りで影響はなかったという。

 JAバンクは農協や信連で構成され、加盟する農家らに預金や融資などの金融サービスを提供している。

 農林中金は「ご迷惑をおかけし、深くおわびします」とのコメントを出した。