節分に合わせて執り行われた豆まき神事=鹿島市の祐徳稲荷神社

福豆を配って歩くみこ(左)=鹿島市古枝

節分に合わせて執り行われた豆まき行列神事=鹿島市の祐徳稲荷神社

 鹿島市古枝の祐徳稲荷神社で3日、節分祭があった。馬に乗った鍋島朝寿宮司とみこが行列になって豆をまく神事を執り行った。新型コロナウイルスの感染対策で密集を避けるためステージは設置せず、「福豆」はみこが配って歩くなど工夫を凝らして実施した。

 京都の伏見稲荷大社がある稲荷山に稲荷大神が鎮座したのが「午(うま)の日」であることから馬と稲荷神社は縁が深く、祐徳稲荷神社では昨年から馬に乗って節分の厄払いを行っている。今年の神馬(しんめ)は、武雄神社(武雄市)の流鏑馬(やぶさめ)を務める武雄流鏑馬藤武会が世話をしているカレラとシロが担った。

 境内や門前の商店街を練り歩く神事を終え、鍋島宮司は「動物は癒やしを与えてくれ、参列者に笑顔が見られた。感染状況に応じて節分祭の形を変えたが、皆さまの心の免疫力が上がると良い」と語った。見物した市内の徳永春喜さん(68)は「散歩で来て豆をもらい節分を思い出した。『コロナ退散』で、いい年になれば」と話した。

 今年の「初午の日」の10日も境内で「初午祭」があり、同様に馬が見られる。(中島幸毅)