記者会見で記念撮影に応じる向谷実氏(左)とJR九州の青柳俊彦社長=27日午後、福岡市

 JR九州は27日、今年秋に武雄温泉(佐賀県)―長崎で暫定開業する西九州新幹線の5駅で、発車する際にその地域をイメージしたオリジナルのメロディーを流すと発表した。長崎駅では、江戸初期から続く祭り「長崎くんち」の銅鑼(どら)で始まり、浦上天主堂などの鐘の音も取り入れた。

 武雄温泉駅は、地元のシンボルである朱塗りの楼門をイメージしたメロディーを制作。嬉野温泉駅(佐賀県)は地名にちなんで心が躍るような明るい音楽にした。

 周辺で住宅建設が進む新大村駅(長崎県)は、新しい大村の魅力を感じられるようなポップな雰囲気に仕上げた。諫早駅(同県)は立地する電子機器産業などをイメージしモダンな曲調にした。

 メロディーは、各駅のホームで新幹線の発車時の案内放送と一緒に流す。駅到着時に車内で流すメロディーも制作した。フュージョンバンド「カシオペア」の元メンバーの向谷実(むかいや・みのる)氏が手掛けた。向谷氏は記者会見で「利用者の旅の思い出や生活の一部になってほしい」と話した。

 JR九州は、3月20日に大村車両基地(長崎県大村市)で、西九州新幹線を走る新車両「かもめ」を一般公開することも発表した。今月28日~2月14日にインターネットで応募を受け付ける。【共同】